印刷スタイル



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印刷スタイル

どのような図面データであれ、多くは最終的に紙媒体や画像データに出力されて完成しますが、
そういった完成図面の分かり易さに、大きく関係するのが線の太さです。


印刷の際にこれらを設定する方法には、基本的に二種類の方法があります。

図面を構成する線分そのものに線の太さを設定する方法と、
印刷スタイルテーブルという設定ファイルを使用する方法です。


印刷スタイルテーブルについて

印刷スタイルテーブルとは、図面ファイル内の特定のオブジェクトについて、
そのオブジェクトを、どのような色や線幅で出力するかを設定する、対応表のようなものです。

また、印刷スタイルテーブルにも、拡張子が「.ctb」であらわされる「色従属の印刷スタイル」と、
.stb」であらわされる「名前のついた印刷スタイル」の二種類があります。


色従属の印刷スタイルは、オブジェクトの色に対して印刷スタイルを設定することができます。
したがって、AutoCADで使える255色の数だけ印刷スタイルを設定できます。

もう一方の名前のついた印刷スタイルは、図面上で同じ色を使っている別々のオブジェクトを
それぞれ違う色や線の太さで出力したい時など、やや特殊な出力をする場合に、
任意の画層やオブジェクトごとに印刷スタイルを設定できます。


どちらの印刷スタイルを使用するかは、図面を新規作成する時点で予め設定されています。


印刷スタイルの変更方法について

図面を作成した後で、色従属の印刷スタイル名前のついた印刷スタイルとを相互に変更する際は 「印刷スタイル変換(convertpstyles)」コマンドで変更は可能ですが、複雑な手順が必要です。


AutoCAD LT 2009の既定の設定では、色従属の印刷スタイルを使用する設定になっています。

色従属の印刷スタイルを使用する場合、印刷スタイルの選択は出力の際に
印刷」ダイアログボックスのオプション領域にある
印刷スタイルテーブル」のドロップダウンメニューで行ないます。


【「印刷スタイルテーブル」ドロップダウンメニュー】


一方、名前のついた印刷スタイルを使用する場合は、
「画層プロパティ管理」ダイアログボックスで、画層ごとに印刷スタイルを設定します。

そのほか、オブジェクトを選択して、
オブジェクトプロパティで印刷スタイルを割り当てることもできます。


【オブジェクトごとの印刷スタイル割り当て】


名前のついた印刷スタイルを用いる場合の操作と注意点

なお、名前のついた印刷スタイルで図面を作成する場合、
一番簡単な方法は、「新規作成(newまたはCtrl+N)」コマンドの
テンプレートを選択」ダイアログボックスで、
acadltISO -Named Plot Styles.dwt」を選択して新規図面を開く方法です。


また、今後頻繁に名前のついた印刷スタイルで図面を作成する場合には、
「オプション」コマンドの「印刷/パブリッシュ」タブにある
「印刷スタイルテーブル設定」ボタンをクリックすることで表示される、
「印刷スタイルテーブル設定」ダイアログボックスで設定の変更が可能です。

ただし、上記の設定の変更は、次回新規作成する図面から反映されます。


【「印刷スタイルテーブル設定」ダイアログボックス】


新しい印刷スタイルテーブルを作成する方法

AutoCADには標準でいくつかの印刷スタイルテーブルが用意されていますが、
これらを変更したり、また新しい印刷スタイルテーブルを作成したりすることも可能です。

変更・作成は「印刷スタイル管理(stylesmanager)」コマンドで行ないます。

「出力」タブ→印刷→「印刷スタイル管理」
または、メニュー→「ファイル」→「印刷スタイル管理」

コマンドを実行すると「Plot Styles」フォルダが表示されます。
このフォルダ内にあるファイルが、印刷スタイルの設定ファイルと新規作成のウィザードです。


変更はフォルダ内にある印刷スタイルのファイルをダブルクリックして表示される
印刷スタイルテーブルエディタ」で行ないます。

新規作成は「印刷スタイルテーブルを追加ウィザード」から行ないます。


【「印刷スタイルテーブルエディタ」】






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