キー入力によるコマンド実行とコマンドのエイリアス



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キー入力によるコマンド実行とコマンドのエイリアス

前回で説明した、コマンドアイコンをマウスクリックする方法の他に、
コマンドをキー入力することによってコマンドを実行することもできます。

すべてのコマンドには対応するコマンド名が設定されているので、
それをキーボードで入力することによってコマンドが実行されます。


キー入力によるコマンド実行方法

マウスクリックの場合の例と同様に、「線分」コマンドを実行する場合は、
コマンドラインに「コマンド:」と表示され、カーソルが点滅している時に、
キーボードで「line」とタイプし、Enterキーを押します。


タイプしただけではまだコマンドは実行されず、
Enterキーを押して入力することで、初めてそのコマンドが実行されます。
このときのEnterキーは、スペースキーでも代用できます。

なお、キー入力の際、大文字・小文字どちらでもコマンドの実行が可能ですが、
日本語入力による全角文字は認識されませんので注意が必要です。



【「線分」コマンドの基本ツールチップ(コマンド名はLINE)】



【「線分」コマンドアイコンをクリックしたときのコマンドライン】


コマンド名はコマンドツールチップに表示されるほか、
アイコンクリックによるコマンド実行の際にも、
コマンドラインにコマンド名が表示されています。

この時、コマンド名の前に「_(アンダーバー)」が入力されますが、
キー入力の際にはアンダーバーは不要です。


実行中のコマンドのキャンセルはコマンドアイコンをクリックした場合と同様、
Escキーを押すことでキャンセルされ、コマンドラインが入力待ちの状態に戻ります。

この時に再度Enterキーまたはスペースキーを押すと、
前回実行したコマンドが再度実行されますので、
連続した作業を行う時に活用すると効率的な作業ができます。


コマンドのエイリアス

また、コマンドによっては、キー入力するコマンド名に
コマンドのエイリアスと呼ばれるショートカットキーが設定されているものがあります。

コマンドのエイリアスが設定されているコマンドについては、
これを使用することで、最短の動作でコマンドを実行でき作業が効率的になります。


主なコマンドのエイリアスを以下に示します。

  • 「線分」コマンド(line) : L
  • 「円」コマンド(circle) : C
  • 「ダイナミック文字記入」コマンド(dtext) : DT
  • 「マルチテキスト」コマンド(mtext) : T
  • 「ハッチング」コマンド(hatch) : H
  • 「移動」コマンド(move) : M
  • 「鏡像」コマンド(mirror) : MI
  • 「オフセット」コマンド(offset) : O
  • 「ストレッチ」コマンド(stretch) : S
  • 「フィレット」コマンド(fillet) : F
  • 「尺度変更」コマンド(scale) : SC
  • 「(ブロック)登録」コマンド(block) : B
  • 「(ブロック)挿入」コマンド(insert) : I

コマンドのエイリアスについても大文字・小文字の区別のないこと、
全角文字が使用できないこと、タイプした後にEnterキーまたは
スペースキーが必要であることは通常のコマンド入力と同様です。


なお、キー入力するコマンド名については、今後の解説文では
『「線分(lineまたはl)」コマンド』とコマンド名の後にカッコつきで表記することにします。

これらショートカットキーのほか、ファンクションキーにも
コマンドや設定の変更が機能として登録されています。


また、コマンドラインでの入力の際には、
上下の矢印キー「」、「」で入力のヒストリをたどって再入力することができます。

たとえば、直前のコマンド入力で「line」と入力していた場合、
上矢印キー「↑」を押すと再度コマンドラインに「line」と表示されるので、
そこでEnterキーまたはスペースキーを押すと直線コマンド(line)が実行されます。

Enterキーを押さずにもう一度上矢印キー「↑」を押すと、
さらにその前に入力していた内容が表示され、コマンドウィンドウに残されている
ヒストリの範囲内であれば、遡って入力することができます。


またそれらのキーのほか、ウィンドウズの基本的なショートカット(下記)も使用することができます。

  • コピー(Ctrl+C)
  • 貼り付け(Ctrl+V)
  • 全選択(Ctrl+A)
  • 上書き保存(Ctrl+S)

これらを適切に使用することにより、作業効率を大幅に向上させることが可能です。





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